任意保険とは?

強制保険である自賠責保険の限度額を上回る損害については、運転者が各自任意で保険をかけています。これが任意保険です。
任意保険会社で有名なところは、東京海上・三井住友・損保ジャパン・あいおい損保・・・外資系ではアフラック・チューリッヒ等です。

ほとんどの運転者の方がかけている任意保険、基本商品は4つです。
相手の車とぶつかったとき相手の車の分を払ってくれるのが「対物保険」、相手の身体の分を払ってくれるのが「対人保険」です。次に自分の車にかけるのが「車両保険」。自分の体にかけるのが「人身傷害補償保険」です。(以下人傷。)

簡単にいうと、相手の車と体自分の車と体となります。
ここで「みんなが対人対物に入っていれば、自分には要らないのでは?」と思った人いると思います。でも、相手が保険に入ってなかったり、自分で事故を起こして自分でケガをすることもあります。ここで、自分の過失(不注意)に関係なく支払われる「人傷」は便利です。
その他、付属の保険として「搭乗者傷害保険」「弁護士費用等担保特約」などがあります。

「搭乗者傷害保険」はその車に乗っていた人に払われます。ドアに手を挟んでケガをした人に支払われた例もあるし、追突され相手から賠償してもらうのは当然ですが、それとは別にご自分の保険からも支払ってもらえます。

「弁護士費用等担保特約」は字のとおり事故のとき弁護士や行政書士、司法書士に依頼する際の料金を保険会社がその一部もしくは全部を払ってくれます。
実際、交通事故にあってしまうと、その後の処理は大変なものです。その部分をプロに依頼しやすくなるのですから、便利な商品だと思います。