もし事故に遭ってしまったら

行政書士コータロー事務所

万が一交通事故に遭ってしまった場合、まず第一にケガをした方の救助を最優先にしてください。

次に二次的な事故が起こらないか確認したうえで、警察に連絡します。
見た目が軽いケガでもあとあと酷い症状が出てくることもありますので、少しでもケガをしたり車が凹んでいたりした場合は必ず警察に連絡入れてください。


ここでもし時間的な余裕があるなら、保険会社に連絡したり、双方の事故車両の写真を撮りましょう。(このときタバコなど大きさの目安になるものを一緒に入れるといいです。)

もうひとつ大事なことですが、相手が赤信号を無視していたようなときは周りのひとに証人になってもらえるよう連絡先とか聞いておくといいです。

ケガをされた場合、必ず病院に行くことになります。
交通事故の場合、ここで何も言わないとお医者さんは「自由診療」を選択します。

自由診療とは、健康保険を使わずに自由に治療することです。
健康保険では1点10円で計算されます。治療の点数が1000点ならば10000円。
そのうちの3割が負担額ですから、窓口では3000円で済みます。
自由診療では病院ごとに異なり、1点20~40円で計算されます。治療内容も全く同じ1000点だとしても40円で計算されてしまうと、4万円全部窓口負担となってしまうのです。
自分に過失がありそうならばお医者さんに言って健康保険に切り替えてもらいましょう。

こんな背景があるので、「交通事故では健康保険は使えません」と言いきってしまう病院もありますが、大抵のケガの治療は健康保険の範囲内です。健康保険は使えます。